やれる事は、まだあるさ (^^♪
2016年06月18日/ 漫湖の風景/ イベント
今日は「漫湖チュラカーギ作戦」でした。
市街地に残された貴重な湿地、漫湖のことをみんなで考えよう!っていうイベントです。
でも、考えるが吹き飛んで、一斉ゴミ拾いイベントになっています・・・(^^;
写真はゴミを拾う前の状態です。こんなのが、何百メートルも、何キロも続く漫湖周辺・・・
満潮時の水際になる場所は、上流から流れてきたゴミが打ち上げられるんです。
特に今日がゴミが多いわけではなく、いつもこんな感じです・・・

ゴミが少ない日というのは、風や波の具合で、ゴミが海に流された後ということです

こんな状態なので、かなりの人数で一斉にゴミを拾ううのですが・・・
拾いきれるはずもなく・・・、表面の大きなゴミを取り除いて終了、仕方ありません・・・
この土地は、ゴミでできてるんじゃないかと思うくらい多いんです(+o+)
日本語で書かれた、お馴染みパッケージ、
バラバラになってないし・・・、ファ○マの新商品ラベルなんかも・・・
海から流れてきたり、海外から流れ着いたゴミではないのです。
最近、漫湖周辺や川の上流から、流されてきたゴミなのです



だって、どこの誰か解らない、外人さんが、海の向こうで捨て物ではないんです。
ごく身近な人々が、つい最近捨てたもの。
ということは、ごく身近な人たちが、このゴミの現状、
ポイ捨し、目の前から無くなったゴミが、その後どうなっていくのかということを知ってもらえば、
漫湖のゴミは、減らせる可能性があるってことです

ゴミを拾っていた女の子が言っていました。
「人間ってひどくない!」って・・・
こんなにたくさんのゴミが、打ち捨てられているのを初めて目にしたようです。
まだまだ、この漫湖の惨状と豊かさが、周辺の人に知られていないなら、
知ってもらえば、新しいゴミは減るかもしれない・・・
沖縄の人は心優しい、良い人だもの

バイクがあったりビックリですよね。
(干潟には、まだまだ、何台も埋もれてるんですよ・・・(^^;)
ちなみに、回収されたゴミは焼却又は埋め立てです。それはそれで問題なのですが・・・
回収されずに、海に流されていくよりはましですよね・・・。
街中でポイ捨てられたゴミは、吹き飛ばされて目の前から消えます。
消えたゴミは川や水路に落ちます。
川や水路のゴミは、きれいな沖縄の海に流れて行きます。
きれいな沖縄の海を出発したゴミは、太平洋に流れていきます。
太平洋の南の島までやってきた街ゴミは、海鳥やウミガメに絡みつき、ひどいけがを負わせたり、
餌に化けて、彼らの胃袋に収まり、彼らを死に追いやります。
死んだ生き物の死骸を私達は見つけ、その胃袋を開けて、ゴミと再会するのです・・・
またある時は、ゴミはとてつもなく小さくなって、
生き物達の体に取り込まれ、魚の体にも取り込まれ、
私達は、食卓でゴミと再会しているのかもしれません・・・(^^;


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Posted by 水辺の生きもの kayo at 23:57│Comments(0)
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